お盆とは?
お盆とは、亡くなった家族やご先祖様の霊が、あの世(浄土)からこの世(現世)に帰ってくるとされている期間のことです。
山形市では8月15日を中心にお盆の行事を行います。
初盆(新盆)とは?
その人が亡くなって四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆のことを「新盆(にいぼん)」「初盆(はつぼん)」と言います。
ただし、亡くなってから「盆入り」(8月13日)までの期間が四十九日より前にお盆がくる場合は、翌年が新盆になります。
新盆の場合は、通常のお盆の時よりも手厚く供養するのが一般的です。
普通の絵柄の入った盆提灯のほかに絵柄の無い新盆用の白提灯を飾ります。
白提灯は初めて帰ってくる故人の霊が迷わないための目印という意味があります。
お盆は何をすればいい?
【~8/11:お盆前の準備】…線香・ロウソクの購入、お墓・仏壇の掃除、お寺様へ読経の依頼、盆提灯・精霊棚の用意
(精霊棚は山形県では置賜地方を中心に使われいますが、山形市ではあまり使われていません)
【8/12:お迎えの準備】…精霊馬、お供え物、お花の用意
【8/13:迎え盆】…お供え、お墓参り、夕方に迎え火
【8/14~8/15:お盆中日】…読経、朝昼晩に家族と同じ食事をお供え、家族で会食
【8/16:送り盆】…夕方に送り火
新型コロナウィルスの影響もあり、例年通りお盆を行うことは難しい状況かと思います。
帰省する事で様々な地域の人が同じ空間に集まることは、感染拡大の恐れがあります。
お互いや大切な人を守るために、今年は無理はしないで出来る範囲内のことをしましょう。
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