基礎知識

コロナ感染症でお亡くなりの場合(山形市、上山市)

2022年9月12日

ただでさえ、どうすれば良いのかと慌ててしまう葬儀ごと、コロナに感染してお亡くなりになった場合には更にご遺族を混乱させてしまいます。

大丈夫です。慌てる必要はありません。ここに、おおまかなことを書いておきますので参考にしてください。

わからなければどんなことでもかまいません。お電話ください。

流れ

1.病院からの危篤連絡、死亡

2.葬儀社に連絡、打ち合わせ

病院へのお迎え時間や、火葬の予約、ご安置の有無をお客様のご希望を伺ったうえで、私たちが市役所や病院とやり取りをしてご提案させていただきます。また、お寺様にもご連絡をして葬儀の日程を取り決めます。

3.お迎え

私共がお棺を持って病院にお迎えにあがります。コロナ感染症の場合、故人様は納体袋に納められてお引渡しになります。納体袋にはお顔の部分が透明になっていてお顔を確認できるタイプと、そうでないものがありこの種類は病院によって違います。ご遺族様はこの状態の故人様に対面できる場合が多いです。

病院内でお棺にお入りいただき、空気が漏れないようにテープでお棺に目張りをしますので基本的にこの後はお棺を開けることができません。ですから、故人様に持っていっていただきたい物(お棺に一緒に入れてさしあげたい物 ※燃えない物は不可)はこの時までにご用意ください。

ご遺族様はこの時に病院から死亡診断書をもらってください。死亡診断書の片側は死亡届になっておりますので、ご記入していただいたあと、私どもが市役所手続きを代行し火葬許可証を発行してもらいます。

4.火葬もしくはご安置

本来、火葬は死後24時間を経過しないと執り行うことができませんが、コロナ感染症では24時間以内の火葬が認められています。【注意点として覚えておいていただきたいのは24時間以内にしなくてはならない】、ではないということです。

病院へお迎えに行った日に火葬が出来ることもあれば、次の日になってしまうこともあります。なぜなら火葬場は24時間営業ではないからです。そんなときは火葬ができる日時まで故人様をご安置しておく必要がありますので私共の会館でお預かりをいたします。

5.火葬

火葬時間は夕方~夜に予約を出来ることが多いです。その日のすべての火葬が終わり、誰もいなくなった火葬場で執り行うため火葬場の使用状況により前後します。入場できる人数の制限もありますし、待機場所にも制限があります。濃厚接触者は入場できません。

火葬開始から収骨まで2時間~2時間30分くらいでしょうか。火葬をすることでコロナウィルスは消滅しますので、通常通りの収骨をいたします。

6.葬儀

決まっていた日程で葬儀・告別式を執り行います。

火葬まで進んでいますのでご親戚、一般の方を呼んで葬儀式場(セレモニーホール)でご葬儀をすることが可能です。

まとめ

火葬をするまで故人様に触れることができなかったり、限られた人数での火葬場でのお見送りになってしまったりと、どうしても制限されるところはありますが、その分お葬式ではたくさん話しかけて差し上げてください。

大事な人がコロナ感染症にかかり、亡くなってしまう。そんなことをまさか自分が体験することになるなんてと、とても不安ですよね。

大変なお手続きは私共が全てお手伝いをいたします。ご遺族様は限られたお別れのお時間を大切にしてください。