基礎知識

山形市の直葬について

2024年11月25日

山形市における直葬の流れについて 

 

 

「直葬」という言葉を耳にすると、故人が亡くなられた病院や施設からそのまま火葬場へ移送し、火葬を行うイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、家族葬のはくぜんにおける直葬について具体的な説明を紹介します。 

 

 

直葬のメリット・デメリット 

 

直葬のメリットとしては、次のようなものがあります。 

  • 費用を抑えられる 

一般的な葬儀で行われる通夜式や告別式を行わないため、経済的な負担を抑えることができます。 

 

  • 参列者への対応が不要 

直葬はご家族や身近な方のみで執り行うため、参列者への挨拶や、受付係の手配などが不要です。

また、香典を頂いた方への香典返しなど、葬儀後の対応も最小限で済みますので、精神的な負担も軽減できます。 

 

その他に… 

 

  • ●香典返しなど、葬儀後の対応も最小限で済み精神的な負担も軽減できる 
  • ●手間や時間を抑えられる 

 

などという点が挙げられます。 

 

 

 

直葬を行うにあたっては、次のような点に注意する必要があります。 

  • 親族の理解を得る 

直葬は、一般的な葬儀とは異なります。

そのため、親族、とくに血縁者には、直葬で執り行う旨を事前に伝え、理解を得るようにしましょう。 

 

  • 直葬後の配慮が必要 

直葬は身内のみで行うため、故人様とお別れできなかったことを悔やまれる方がいるかもしれません。

葬儀後に弔問の機会を設けるなどの対応が必要なこともあります。 

 

  • 菩提寺の承諾を得る

菩提寺がある場合、ご住職が葬儀の際に戒名(法名・法号)を授ける宗教儀式を行い、忌明けには菩提寺に納骨することになります。

そのため、儀式を省いた直葬を行ったことにより、菩提寺と檀家の関係を損なうことになります。

場合によっては、菩提寺に納骨を断られるケースもありますので、事前に相談することをお勧めします。 

 

その他に… 

 

  • ●身内のみで行うことを周知しても、当日参列希望があった場合に失礼のない対応を心がける 

 

ということがございます。 

 

 

 

菩提寺がある場合は、予め直葬で執り行う意向をお伝えしてください。

菩提寺のお考え次第ですが、通夜や葬儀を行わなくても火葬炉前で読経をあげることもあります。

また、菩提寺に納骨する場合は、戒名(法名)を授けないと埋葬できないので、菩提寺とご相談して頂く必要があります。
 

 

 

 

直葬は、比較的新しい葬送形式です。

その為、訃報を知らされた方々は参列して良いものなのか悩まれる人もいるかもしれません。

先様とのご関係やご心情を充分に配慮しながら、ご参列はご遠慮頂くようにお伝えするのが良いでしょう。 

 

 

 

 

 

 

直葬の具体的な流れ 

直葬プランは、シンプルながらも必要な手続きを丁寧に進めることが大切です。

以下は、その主な流れとなります。 

 

 

1ご逝去と死亡診断書の発行 

病院や在宅療養で医師に看取られた場合は、医師から[死亡診断書]が渡されます。

医師による死亡確認がなされた後、看護師による死亡後の処置[清拭せいしき]が施されます。 

 

 

2葬儀社の手配 

ご遺族様から葬儀社に連絡をいただきます。

家族葬のはくぜんでは、24時間365日ご連絡が取れるようになっております。ご連絡をいただいてから、故人様のご用意が整い次第ご自宅・施設・病院へお迎えに伺わせていただきます。 

 

 

3ご遺体のお迎えと説明 

指定された病院や施設へ故人様をお迎えに伺います。

その際、今後の流れについてご説明いたします。 

 

 

4お打ち合わせ 

法律上、死後24時間以内の火葬は認められていません。

そのため、お打合せ時に火葬場の予約をいたします。直葬で執り行う場合でも、打合せの際に喪主及び施主をどなたがお務めになるか決めて頂きます。

直葬では、祭壇をご用意いたしませんので、故人様が納められたお棺を中心に執り行われます。 

費用を抑えシンプルに送ることも出来ますが、湯灌の儀式を執り行ったり、お別れの花を手向ける直葬もあります。 

 

 

5火葬 

火葬予約当日の時間帯に、火葬場へ集合となります。
火葬場では故人様との最期の時間を15~20分程度設けております。 

 

 

 

 

直葬における注意点 

病院や施設でご逝去された場合、葬儀社への引き取りまでの時間には限りがあります。

そのため、事前に葬儀社を手配しておくことをお勧めします。

また、日本の法律により、故人が亡くなられてから24時間以内の火葬はできないため、「亡くなってすぐに火葬」という対応は現実的には難しいケースが多いです。 

 

 

 

家族葬のはくぜんの提案 

家族葬のはくぜんでは、直葬プランをご希望のお客様に対し、一度ご自宅や会館へ故人様をお連れし、ご遺族がゆっくりとお別れの時間を持てるようご提案しております。

 

限られた時間の中でも、ご遺族の気持ちに寄り添い、故人様との最後のお別れを心温まるものにしていただければと願っております。 

 

 

 

 

まとめ 

直葬は、費用や準備の負担が少ないシンプルな葬送形式として選ばれる一方、親族間での調整や宗教的な制約に配慮する必要があります。家族葬のはくぜんでは、直葬を選ばれるご遺族の心に寄り添い、安心してお任せいただけるよう、心がけております。 

 

直葬に関するご不明点やご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。大切な方との最期の時間を、心を込めてお手伝いいたします。